ついに!!2025年に立山町利田地区に商業エリアができる!?
立山町利田地区で商業エリア開発計画 富立大橋4車線化見据え
2023年 9月10日の
北日本新聞にてわかった情報です
常願寺川の富立大橋を挟んで富山市藤ノ木地区と接する立山町利田地区の農地で、人気が高い雑貨・家具店や食品スーパー、飲食店などが集まる商業エリアの開発計画が進んでいることが9日、関係者への取材で分かった。一帯はかつて大型ショッピングセンター(SC)の出店構想があった場所。開発計画は、来年春に富立大橋が4車線化され、人の行き来がより活発になることを見据えた動きだ。周辺では物流拠点などとしてのニーズも高まっているといい、民間開発の動きが活発化しそうだ。(柵高浩)
開発に向けた動きが活発化しているのは、富立大橋の立山町側で、橋詰めの県道沿いにある南北一帯の農地。富山市の藤ノ木や山室、新庄地区といった人口密集地域と近い。
関係者によると、県道の北側エリアに雑貨・家具店や食品スーパー、飲食店などが出店する構想で、開発面積は計約6・6万平方メートル、売り場面積は計1万平方メートル以下。2025年度のオープンを目指している。開発業者は既に地権者への説明を複数回行っており、付近で懸念される交通渋滞の悪化への対策にも留意し、今後、地権者や地元との協議を重ねていく考えだ。
将来的に、子育て関連の施設や福祉関係の施設を集約した街区も隣接させ、新たなコンセプトのショッピングタウンにする計画。地元と連携して農産品などを販売する広場を併設し、生産から加工、販売までを手がける「6次産業化」にも取り組むという。
県道の南側エリアを巡っては、03年に映画館などが入る大型SCの構想が表面化した。だが、都市計画法を含むまちづくり3法の改正や農地転用などに伴う行政手続きが進まず、SC運営企業が10年に撤回を表明した。近隣の富山市や上市町も反対していた。
立山町は富立大橋の橋詰めの県道の北側、南側のエリア計20~30ヘクタールについて、来年をめどに都市計画法上の「準工業地域」の用途地域に設定することを目指し、県などと協議を進めている。準工業地域になると、民間開発が容易になり、工場だけでなく、住宅や店舗、ホテルなど幅広い建物を建てられる。
町の動きの背景には、隣接する「工業地域」は19年以降に少なくとも10社が進出し、空きがないという事情もある。不動産関係者によると、立山町側の橋詰めのエリアでは、町の動きや4車線化を見据えて企業による物流拠点などの進出を模索する動きも強まっているという。町はこれまで「商業施設や工場進出、住宅団地の造成などに幅広く対応したい」と説明してきた。
一帯は大型SCの構想が取り沙汰されつつも、具体的な開発の動きが長年なかっただけに、住民からは開発や行政手続きのスピードアップを求める声が聞かれる。ある住民は「(大型SC)構想が示されてから20年以上がたつ。早く答えが欲しい」と言う。別の住民は「にぎやかになることは歓迎するが、新たな開発に伴う交通渋滞にも気を配ってほしい」と注文する。
ついについに、立山町に商業施設がくるの?
時は遡り 2013年。